自社のコーポレートサイトやサービスサイト内に会員機能を追加したい場合があります。
そこでHPがWordPressで作られている場合とShopifyで作られている場合でどのようなメリット・デメリット、手順の違いがあるのか見ていきます。
WordPressの会員機能
WordPressで会員機能を追加する際の一般的な方法は、別プラグインを利用する方法です。
会員機能を追加する際は、EC機能や決済機能も合わせて導入することが多いので、それに合わせて決済機能のプラグインも必要になってきます。
WordPressのバージョンと各プラグインのバージョンもそれぞれ対応するものへと揃える(アップデート)対応を行います。
WordPressで会員サイトを作る時の代表的なプラグイン
- WooCommerce
- WP-Members Membership Plugin
- Simple Membership
- Memberful WP
デメリット
- セキュリティ強化の必要性
- コストと開発
セキュリティ強化の必要性
WordPressは元々会員機能や決済機能を搭載する想定で作られていないため、不正アクセスやデータ漏洩を防ぐために、適切なセキュリティ対策を講じることが必要です。
会員機能を提供するサイトは、ユーザーデータを扱うため、セキュリティリスクが高まります。不適切なセキュリティ対策を講じないと、ユーザーデータの漏洩や不正アクセスのリスクが生じる可能性があります。
コストと開発
WordPressに追加するプラグインによっては、有料のものもあり維持費がかかります。
また高度な会員機能を搭載したり、セキュリティ強化にはそれに伴った開発費もかかります。
Shopifyの会員機能
Shopifyはeコマース専用のプラットフォームで、会員機能や決済機能を搭載する前提で設計されています。
そのために会員機能はデフォルト装備されており、プラグインやアプリを追加する必要はありません。
メリット
セキュリティの安定
Shopifyはセキュリティとプライバシーに関する高い基準を設けており、クレジットカード情報などのデータを安全に保護します。
また、多くの国や地域の規制に対応しているため、法的コンプライアンスの面で心配する必要が少なくなります。
拡張性とアプリ
Shopifyアプリストアには、会員機能を拡張するためのアプリがが多く用意されています。
これらによって、会員管理、サブスクリプション、ロイヤリティプログラム、無料・有料限定ページなどあらゆら可能性を広げてくれます。